「困難を困難だと思わないようにしています」監督・下津優太が大事にしている言葉に、人生を切り拓くヒントが
──例えば、人生で困難な出来事に遭遇したときに、これまでどうやって乗り越えられてきましたか?
「困難を困難と思わないようにしているかも。だから困難をどうやって乗り越えたかって聞かれるとわからないです。困難に出会っていないのかもしれないです」
──それは下津監督の精神力が、たくましいのかもしれないですね。
「“天才とは、蝶を追っていつのまにか山頂に登っている少年である”っていう言葉があって。山を登るのってすごく大変じゃないですか。一歩一歩見たら大変だけれど、蝶を追いながら行くと、気づいたら頂上にいる……みたいな。
もちろん必死に歯を食いしばって頑張ることも大切なのだけれど、自分に向いていることや好きなことだとつらく感じないという例え話で、この言葉(アメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックの名言)を思い出しましたね」
──下津監督の場合は、映画を撮られることはつらいことではなく、楽しいということでしょうか。
「そうですね。基本的に僕は、困難を困難だと思わないようにしています。ものすごくつらいことがあっても、それを糧にすればプラスになるっていう考え方ですね」