昨年11月、9年間在籍した乃木坂46から巣立ち、新たなステージに踏み出した久保史緒里さん。先日、日本コカ・コーラ株式会社『やかんの麦茶 from 爽健美茶』で『クレヨンしんちゃん』の未来を描いた実写化ショートムービー『もうひとつのクレヨンしんちゃん やかんの家族だゾ!』の新キャストに抜擢され、野原しんのすけにゾッコンなワガママお嬢様・酢乙女あい役を務めた。自身を「殻に閉じこもりがちなタイプだった」と語る彼女が、仕事や人との関わりのなかで見つけた“THE CHANGE”とは。【第2回/全3回】

久保史緒里 撮影/松野葉子

 今回、コカ・コーラ『やかんの麦茶 from 爽健美茶』のショートムービーで、大人になった酢乙女あいを演じた久保さんは、過去にプライベートでしんのすけの父・みさえにも扮したことがある。

 時は2022年、同年公開の『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』を初日に鑑賞した久保さんは、自身のインスタグラムに、劇中のみさえと同じ格好をした姿を公開。《みさえさんのファッションがあまりにも可愛くって、帰り道探したのよね。観た人には伝わるかなあ》などとつづって話題をさらった。

──あの時のみさえを真似た姿には、どのような思いがあったのでしょうか?

「ちょうど人生に迷いがあった時期だったんです(笑)。そのタイミングで親子愛炸裂の映画を見て、家族の形に感動して……。ボロボロ泣きながら劇場を出たのを覚えています」

 久保さんが再び『クレヨンしんちゃん』のキャラになりきり、「めんどうだけど、愛おしい家族」を感じられる『やかんの家族だゾ!』シリーズのショートムービーに出演したのは、不思議なめぐり合わせだ。

 昨年公開されたシーズン1の第7話『野原一家ファイヤーだゾ!篇』は、東京で仕事をする野原しんのすけが、久々に春日部の実家へ帰った日が描かれた。久保さんも撮影にあたってこのショートムービーを視聴し、大人になっても相変わらずドタバタする野原家の“めんどうだけど、愛おしい”やりとりを見て、宮城県の実家を思い出したという。