『FUJIKO』公開までの4年間で、MEGUMIの中に起きたTHE CHANGE

──さて、公開された『FUJIKO』は、4年の歳月をかけた作品だと伺いました。この作品を通じてご自身にCHANGEはありましたか?

「この4年間で、自分のプロデューサーとしてのキャリアが全然変わっています。4年前というのは、何から手をつけていいかわからないけど、とにかく勢いでやっていたみたいなところがありました。『FUJIKO』を通していろいろなプロデューサーの方に相談したり、ワークショップに行ったりして、“結局プロデューサーというのは、船を漕ぐ船頭のようなものだ”と実感しています。さまざまな問題が起きたり、監督がちょっと悩むことも。すごいハプニングがあったときにも、“でも作品を仕上げるんだ!”と言い続ける人だと」

──なるほど。

「だから、孤独ではあるけれど、全セクションを整えるのがプロデューサーの仕事だ、と。この期間で、自分が精神的に相当強くなったと感じます。プロデュースをはじめたてのころは“なんでそんなことが起きるの?”と、一喜一憂していましたから。いまは、結局はみんないいものを作ろうと思って言っているのだから、“ちょっと私が行って収めるわ”と堂々としたものです(笑)。だんだん化け物みたいになってきていますね」