「“なんかウケそうだから”とかいう理由で始めようとしても心が折れちゃう」クリエイターとして、大切にしたい譲れない矜持
──そのコアが弱いと、続かない?
「問題がいっぱい起きますからね。何年もかかるのに、“なんかウケそうだから”とかいう理由で始めようとしても心が折れちゃう。本当にやりたいとか、これは世の中に投下するべきだみたいな、強い熱量があるものじゃないとダメです。それを最初に引っ張り出してきてから、この時代に投下するんだったら、監督はこの人がいいよね、主演はこの人がいいよねと、仲間を集めていく」
──いわゆる0から1を作る、ということでしょうか。
「そうですね。プロデューサーは、最初から最後まで全部目撃していますから、そこは楽しいです。頓挫(とんざ)する企画もありますけどね。だからこそ形になって、第三者の方に見ていただいて、リアクションをいただくというのは、本当にエモーショナルなことだと思います」
そうして2023年の『零落』に続く長編映画プロデュース2作目にして、企画から携わった映画『FUJIKO』を完成させたMEGUMIさん。6月5日より全国での公開に至り、観客に届く中、次なる挑戦へとその歩みを進めている。(つづく)
●作品情報
『FUJIKO』
原案・監督:木村太一
共同脚本:我人祥太、國吉咲貴
企画・プロデュース:MEGUMI
出演:片山友希、YOU、リリー・フランキー、MEGUMI、うじきつよし、竹下景子、イッセー尾形、岸本加世子ほか
配給:Atemo (C)2026 FUJIKO Film Partners
全国公開中