おかげで流行語大賞もいただきました
面白い話があります。1985年にバース、掛布、岡田で日本シリーズを制した阪神タイガースが、1987年にはボロボロの最下位。大阪のテレビ局としては困るわけです。夜の酒場でスタッフが本気で会議を重ねて出た結論が、負けた日には「なんぎやなぁ」と嘆くフレーズを使おうということでした。これが東京では受けましたね。阪神が負ける日は巨人が勝つ日ですから、大阪局から「なんぎやなぁ」と脱落すれば、巨人ファンには快感でしょう。おかげで流行語大賞もいただきました。
40代になると、大阪局だけでなく東京(日テレ)にも来て、『ズームイン!!朝!』のレギュラーにもなりました。こうなると東京と大阪の移動なんて、通勤圏の気分になってくるものです。そして2010年に、定年より前の54歳で早期退職しました。退職金がそこで満期になると言われ、それに合意したのです。このときからニッポン放送とのお付き合いが始まりますから、もう16年のご縁になります。めでたいですよ。最初は土曜日午後の放送を打診されたのですが、前任者が小倉智昭さんで、裏の文化放送がみのもんたさんで、TBSには久米宏さん。はあ〜?そのど真ん中で私はどうするの、という感じでしたね。今になると皆さん引退され、私が残りものになっているわけですが(笑)。正直この頃が年収的には最も多くなりまして、趣味よりも仕事を優先しようかとも思いました。