“カワイイ”とは正反対!? 今作では隙(スキ)を封印

 寺社参拝が好きな鎮西さんは、現場がうまくいくように、そして自身の好調を保つためのルーティーンもつくった。

「霊とか、おうちに持ち込みたくないですよね(笑)。よく、ホラーの現場で“持ち帰っちゃう”なんて聞くので、自分に隙(すき)を作らないようにしました。もともとおうちに自分で作った神棚があるのですが、現場に行くときは手を合わせて、いつも持っている御守りだけじゃなく、お塩も持っていきました」

──“かわいさを封印した”というお芝居では、ほかにどんなことを意識しましたか?

「小春にとって絶対に守りたい、妹である菜々美のことを意識しました。私にも弟がいますが、弟の方がしっかりしているので、あまりお姉ちゃんらしく過ごしてこなかったかなと思います。グループでもメンバーを引っ張るタイプではないので、誰かを守る経験がいままで少なかったですね。経験がない分、小春と菜々美の人生を想像してみました。どういう思いで菜々美と生きてきたのかなとふくらませていったら、彼女を守りたいという母親のような気持ちが芽生えてきて。怖くても立ち向かうっていう強さが、自然に出せました」