我らが愛すべき“セクシークイーン”、武田久美子さんの登場だ。伝説の“貝殻水着”をはじめ、ドラマや映画でも色気ムンムンの役を数多く演じてきた武田さん。現在、57歳。そんな彼女が、なんと23年ぶりに写真集を発売するというのだから、聞き捨てなりません。【第2回/全2回】

武田久美子

──最新の写真集も気になりますが、武田さんといえばやはり忘れられないのが、89年の写真集『My Dear STEPHANIE』(ワニブックス)。伝説の“貝殻水着”が表紙です。

 あれは、そのときの撮影スタッフさんがとっさに思いついたアイデアなんですよ。ロケでみんなでご飯に行ったとき、たまたま目の前にホタテの貝殻があって……(笑)。

──ホタテで隠そう、という話になったんですか? 

 ええ。私もその場にいたから、“そうね。水着と同じ面積よね。いいんじゃない?”って。そんなノリでしたね。

──発売後の反響はすごかったと思うのですが……。

 そりゃ、もう。今でもこうやってインタビューで聞かれるほどですからね。

──武田さんにとって大きな転機だったようにも見えますが……。

 いえいえ。私からしてみたら、ほんと、水着と同じ面積だから着てみたというだけの感覚だったので、長く語り継がれていることに驚いてはいますね。でも、ありがたいです。

──では、ご自身にとって芸能人生でターニングポイントだったと思える出来事となると、何ですか?

 一番の転機は、近藤真彦さん主演の映画『ハイティーン・ブギ』(82年公開)ですね。私はこの映画で、近藤さんとのキスシーンがあったんです。

──当時のマッチといえば、日本全国の女子の憧れ!

 はい。日本全国の女子を敵に回しました(笑)。

──嫌がらせとかも、ありました?

 いや、そういう記憶はないんです。当時の私はまだ13歳でしたからね。とにかく、ものすごい役をいただいたから一生懸命に頑張ろうっていう一心で。そして映画が公開されてからは、毎日がずっと忙しい状態。その日のスケジュールも知らないまま、朝起きたらすぐ仕事って感じで。学校も丸一か月、行けないなんてこともザラで。