2026年8月5日から9日まで、人気アニメ『まんが日本昔ばなし』を舞台で主演する、藤原紀香さん。今回THE CHANGEでは、作品へ出演することへの思いや、『昔ばなし』が持つ魅力、自身のこれまでを振り返り、忘れられない「ある年」について。さらには夫である片岡愛之助さんとの俳優同士ならではのコミュニケーションなど、たっぷり語ってもらった。【第1回/全4回】

藤原紀香 撮影/冨田望

 日本各地に伝わる昔話をアニメ化した、人気アニメーション『まんが日本昔ばなし』が舞台化。主演は藤原紀香さん。1975年から1994年までテレビ放送され、世代を超えて愛された人気アニメの舞台化のオファーを、どう受け止めたのだろう。

「気づくと、『まんが日本昔ばなし』が、放送は1994年ぐらいに終わっていて。いまの子どもたちはこの素晴らしい作品を知らないんだと思うと、とても寂しく思いました。この物語を通して、思いやり、道徳心、善悪の判断、自然への畏怖、動物たちへの思い、共生するということの大切さなど、毎週の放送を通して教えられていたんだなと思うんです。
 家族の風景のなかに『まんが日本昔ばなし』は普通にあったのだと思うと、それはとても貴重な時間でしたよね。今回、明治座さんから舞台化しましょうというお話をいただいて、その意義に賛同し、出演を決めました」