2025年4月に放送されたドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合)で、訳ありの薬膳料理番・羽白司を演じ、その柔らかな魅力で多くの視聴者を魅了した俳優・宮沢氷魚。
8月18日に待望のスペシャルドラマの放送を控え、俳優として確かなキャリアを積み重ねる彼に、人生の「THE CHANGE」を聞いた。
第1回では、彼が芸能界へ飛び込む最大の転機となった「アメリカの大学からの帰国」という決断と、朝ドラや大河ドラマの過酷な撮影現場で得た学びについて語ってくれた。【第1回/全3回】
「ぼくの人生における最大のTHE CHANGEは、アメリカの大学を2年間で区切りをつけて日本に帰ってきたことです」
アメリカ・サンフランシスコで誕生し、東京のインターナショナルスクールで高校まで学んだ宮沢氷魚がアメリカの大学に留学したのは、芸能界とはまったく関わりのない職業に就くのが前提だったという。
「卒業したらそのままアメリカで就職するか、日本に帰ってくるか、いずれにしてもごく普通の企業に勤めるつもりでした。そう決めていたにも関わらず、途中で帰ってくるというのは、自分の中ではすごく大きな決断でした」