体調を崩して気が付いた、自分だけのベストな“歩幅”

──そう思うようになったきっかけがあるのでしょうか。

「体調を崩してしまったことがあったんです。3、4年前くらいですかね。それが大きかったです。いろいろなお仕事をいただけるようになって、それがすごく嬉しくて、自分の体調を無視して突っ走りすぎちゃって。忙しいことに喜びを感じすぎていて、気づいたら体調を崩していました」

──体が、気持ちに追いつかなくなってしまった?

「そうですね。体も心も、全く追いつかなくなっちゃって。それがきっかけでした」

──いま、特に心掛けていることはありますか?

「自分に対して、アメ(飴)ちゃんを多めにあげるようにしています(笑)。つまりご褒美(ほうび)。けっこう、自分に厳しすぎるタイプなので。最近は海外にひとりでどんどん行くようになったんですけど、そこで現地の友達を作るんです。
 海外に住んでいる日本人だったり、日本語がまったくしゃべれない人だったり、いろいろな人と話していると、みなさんワークバランスがすごくいいんです。遊びのことを6割くらい考えていて、仕事は4割くらい。人によっては7割くらい遊びのことを考えて、残りの2、3割で本気で仕事を頑張る、みたいな感覚。すごくバランスがよくて、楽しそうに生きているんです」