タレントのスザンヌさんほど波瀾万丈な人も珍しい。2007年に突如として“おバカタレント”でブレイクした後に、結婚・出産・離婚を経て故郷・熊本でリスタート。30代で学業に再チャレンジすれば、経営者として自立し故郷の復興にも力を注いでいる。どんな局面でもめげずに人生を切り拓いてきた彼女に、これまでの歩みとTHE CHANGEを聞いた。【第3回/全4回】
全国区の知名度を得るきっかけになった『クイズ! ヘキサゴンII』が終了した時、スザンヌさんはまだ25歳。そこからもまた激動の人生が待っていた。一児の母になり、生活の拠点を熊本に移し、学業への再チャレンジそして旅館経営へと踏み出せた原動力は?
「20代後半は子どもも幼かったので、子育てが最優先でした。子どもが大きくなるまでは自分のことよりも子どもを一番に考えて毎日生きていて。自然がある場所でのびのび育てたかったので、熊本に帰ったことにも悔いはなかったです」
──そんな中で、35歳で高校へ再入学されましたが、何かきっかけがあったのでしょうか。
「その前の年にコロナ禍が始まったことでした。息子は小学1年生になっていましたが、学校に行けないから家で勉強しないといけないですよね。でも、子どもも私も“勉強ってどうやるの?”っていう状態で。
親である私も、宿題をどうやって教えたらいいのか分からなかったから、“私も勉強しないとな”と思っていました。そのタイミングで、私が出たテレビを見てくれた母校から再入学のお話をいただいて。オンラインでの授業も受けられるから、“大変かもしれないけどやってみよう”と決意しました」