「完璧でした」川栄李奈の好演に、水田監督も絶賛

 水田監督は、「甲子園で負けた選手のように、涙をこらえようとするけど泣いてしまう感じ」や、「自分に楽に呼吸をしないように」など、抽象的ともいえる言葉でイメージを伝えたそうだが、「(川栄は)すべてワンテイクで決めてくる。完璧でした」と絶賛する。

「この作品の舞台は、オリジナルと同じ1980年代で、まだ女性は家にいて男性が働くのが当たり前。いまの感覚とは違っているけど、どんな時代であっても女性は強いな、と思いますね。登場人物がほぼ男性ということもあり“ここにいる誰よりもわたしは強い”という気持ちで、撮影に挑みました」

川栄李奈 撮影/有坂政晴

 最愛の“竜二”を演じる柳楽とは4回目の共演で、夫婦役は‘19年の映画『泣くな赤鬼』以来、二度目となる。

「柳楽さんって、それほど口数が多くはないんですけど、現場ではいつも穏やかでフランクな方ですよね。でも、お芝居に対しての熱量はすごくて、本番になると一気にギアを上げてこられるので圧倒されます。視線、動きに無駄(むだ)がなくて、いつも勉強させていただいています」

■作品情報
映画『RYUJI 竜二』2026年10月
原作:金子正次「竜二」
主演:柳楽優弥
出演:川栄李奈 萩原利久 JUNON(BE:FIRST)
   ⽥中美⾥ RYUKI(MAZZEL) 千原ジュニア
   三宅健 伊藤英明
監督:水田伸生
脚本:冨岡淳広
企画プロデュース・制作:セディックインターナショナル
制作協力:ダブル・フィールド
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©︎2026「RYUJI」製作委員会