2009年にテレビ朝日に入社し、入社当日に『報道ステーション』の気象キャスターとしてデビューするという異例のスタートを切った宇賀なつみさん。
激務の20代を駆け抜け、2019年に独立してからは自身の会社を立ち上げ、個人で仕事のペースをコントロールしながら世界中を飛び回っている。
そんな彼女が、過去3年間の旅の記録と心の軌跡を綴ったエッセイ『おもうがたび』(幻冬舎)を上梓した。第1回となる今回は、3年間で国内外40か所を巡った圧倒的な行動力の源と、新刊に込められた思いに迫る。【第1回/全5回】
新刊の帯には「国外27か所、国内13か所」という驚きの数字が記されている。レギュラー番組を複数抱える売れっ子アナウンサーでありながら、どうやってこれほどの時間を捻出し、タフに旅へと出続けているのだろうか。その行動力について聞いてみると、宇賀さんは屈託のない笑顔で答えてくれた。
「本当に、赴くままに行っているんです。おそらくフリーランスになってからだと、海外は30か国以上行っているんじゃないかと。ただ、今回このエッセイの中に収録されているのが、『国外27か所、国内13か所』というだけで。私にとって『旅をすること』は、もう『息をすること」というか、『人生そのもの』だと思っているんです。
だから、行くのが大変とか、しんどいみたいな気持ちはまったくなくて。ただただ楽しく、貪欲に、自分がやりたかった人生を歩めているなと実感している3年間でしたね」