池上彰も驚く!?「3週間働いて1週間は旅」超多忙フリーアナが明かす“規格外”のライフスタイル

 独立後、「3週間は集中的に働き、1週間は連休を作って旅に出る」という目標を掲げ、美容院に行くような頻度で出国ゲートをくぐってきたという。局アナ時代は極端に時間がなく、自分の意思でスケジュールや行く場所を決められなかったからこそ、現在はすべて自分次第の環境を存分に味わっている。

 本作には、そんな彼女の素顔を切り取った撮り下ろしの「旅グラビア」も収録されている。本を開いてすぐの、ベッドでの無防備な姿をはじめ、水族館で魚を見つめたり、ブランコに乗ったり、自転車で風を切ったり、さらには健康美あふれるタンクトップ姿や艶やかなドレス姿まで、テレビの画面越しに見るキャスターの姿とは違う、等身大の表情が印象的だ。

「あのグラビアは『私の旅の1日』を表現しているんです。私は昔から村野藤吾さんが設計した『ザ・プリンス 箱根芦ノ湖』が好きで。今回は歴史があるそのホテルでどうしても撮影したいとお願いして行かせていただきました。

 衣装を5 ポーズも変えていただいて、朝起きてから、少しドレスアップしたり、水族館へ行ったり、船に乗ったり。『ふだん、こんな感じで旅してますよ』という様子を楽しんでいただけたらなと思います。

 赤いカーペットの廊下で撮った秋らしい色合いのショットなど、書籍の発売時期とうまくハマった1枚になりました。...... 実はこれ、撮影したのは春だったんですけどね(笑)」

宇賀なつみ 撮影/河村正和

 前作のタイトルは『じゆうがたび』。そして今作は『おもうがたび』。実は当初、別のタイトルを想定していたという。

「本当は「ちきゅうがたび」にしようと思っていたんです。ようやく地球を舞台に、海外30か国以上を巡れるような生活になって、私がやりたかった人生ができているなという実感があったので。

 でも、前回のタイトルをつけてくださった小山薫堂さん(放送作家、脚本家、ラジオパーソナリティ)に今回も読んでいただいたとき、『これって地球を舞台に、自分自身と向き合って、誰かを“おもう”エッセイだよね。だから、“おもうがたび”はどう?』と提案してくださって。なるほど! と思いました。

 この本には、私が考えたことや、出会った人のこと、これまでの人生で私に影響を与えた人たちへの思いが全部詰まっているんです。だから、このタイトルにしました」

 次回は、彼女が「アナウンサー」という仕事を選んだ意外な理由と、人生観を変えたカナダでの絶景、そして身軽なミニマリスト思考に迫る。

■書籍情報 『おもうがたび」
著者: 宇賀なつみ
発行所:株式会社 幻冬舎
売日:2026年9月16日
定価:1,980円(本体1,800円+税)
内容:コロナ禍明けの3年間で国外27か所、国内13か所を巡った記録を綴る旅エッセイ第2弾。インドからカナダ、ルワンダまで、地球を舞台に自分と向き合った40篇に加え、撮り下ろしの「旅グラビア」も収録。人生の後半戦を面白く生きるヒントが詰まった一冊。