旅の荷物は「スマホと財布とパスポート」だけ!『土曜はナニする!?』MCが辿り着いた超身軽ミニマリスト思考

 そんな彼女がこれほどまでにフットワーク軽く世界を飛び回れる理由は、旅の荷物に対する考え方にもある。

 エッセイでは、アイスランドの旅において、宇賀さんが同行者のタレント・清水みさとさんに自身が持ってくるのを忘れたメイク落としを借りようとしたところ、清水さんが洗顔料とオールインワンクリームしか持っていないことに衝撃を受け、「最近の私は荷物が多すぎたかもしれない」と気づくエピソードが語られている。

宇賀なつみさん 撮影/河村正和

 その気づきを経て、現在の宇賀さんは驚くほど身軽だ。

「旅に出る際に忘れてはならないのは、3つと決めてるんです。財布、パスポート、スマホ。正直この3つだけ忘れなければ、あとは現地で借りたり買ったりすればすみますから。そう思えば旅前のパッキングもそんなにストレスじゃないし、気軽に出かけられるんです」

「これだけは絶対に持っていかなければ」という強迫観念を捨て、最低限の「3つのアイテム」に絞るミニマリスト思考。それこそが、彼女が世界のどこへでも軽やかに飛び立てる秘訣なのかもしれない。

 次回は、国内外を問わずディープかつ当たりの酒場を見つける「お店選びの嗅覚」、家庭的な一面が垣間見える「得意料理」、そして小学生時代に実践した「ポジティブ自己改革」のルーツに迫る。
 

■書籍情報 『おもうがたび』
著者: 宇賀なつみ
発行所:株式会社 幻冬舎
発売日:2026年9月16日
定価:1,980円(本体1,800円+税)
内容:コロナ禍明けの3年間で国外27か所、国内13か所を巡った記録を綴る旅エッセイ第2弾。インドからカナダ、ルワンダまで、地球を舞台に自分と向き合った40篇に加え、撮り下ろしの「旅グラビア」も収録。人生の後半戦を面白く生きるヒントが詰まった一冊。