原動力である家族の存在「彼女たち彼らたちの時代は、おそらく生きづらい世の中に…」
「逆に人がいなかったら、生きていけないですよね。ファンの存在ももちろんそう。こういう見られる仕事って、誰のためにやってるかって言ったら、ファンの声援だったり、誰かが喜んでくれるからやれる。それがなくなったら、たぶん何もやらないし、本当に人ありき。逆に1人でも応援してくれたら、ずっとやり続けられます」
活動の大きな原動力であるアンナさんのファンは、ともに時を過ごし、古くからの友人のような関係だ。
「最初は同世代の、同じファッションしたいというファンが多かったです。それが徐々にお子さんが出来て、イベントに子どもを連れてくる方もいて。時代を経て同じ変化を超えてきた人たちが、変わらずにいてくれるのは本当に嬉しいですよね。目が遠くなってきたね、老眼きたかな? みたいなことを言って、笑いながら同じ時間を過ごしてる感じ。でも、若い世代も多くて、アニメをきっかけに海外の方も応援してくれてる。こうやって世代を超えるのも嬉しいし、間違いなく力になってます」
そしてもう一つ、活動の力になっていると語るのは、ご家族の存在だ。
「子育てはすっごい大変で、もう勘弁してよってことは山のようにあるけど、子どもの無邪気さに救われてますよね。疲れてると、ママ疲れた?大丈夫?お腹すいた?とか。そんなこと言われたらそれだけで疲れは吹っ飛ぶ」
子どもの存在は、活動における“未来”も意識させるようになった。
「彼女たち彼らたちの時代は、おそらく生きづらい世の中になっていくと思うので、そこをどうにかカバーできる精神力を持ってもらいたいと思うし、同時に楽観主義な感じでいてくれたらいいなとも思っていて。“基本、人生楽しいんだよ”っていうのは持ち続けてほしい。変化も悲しみも全部楽しいんだよ、って。
でも、いつもそんなことを思ってるからなのか、うちの子たちは家でずっと歌って、ずっと踊って、ずっと裸なんですけど(笑)。それ見てると、“うん、大丈夫そう”とは思ったり(笑)。やっぱりね、子どもの声は、素晴らしいですよ。“おはよう!”とかそれだけで元気になれる」
楽観的に、楽しくという基本スタンスは、アンナさん自身が重ねてきた思いにつながるという。