SNS社会で疲弊する若者へ「逃げるのは格好悪くないし、むしろ絶対に必要」
「めっちゃ大変なことばっかりだったから、そう考えられないとやっていけなかったんでしょうね(笑)。いちいち、“あっ、これ傷つけられた”、“痛い”って受け止めてたら前に進めない。傷つけられたらツバ付けて治しましょう、みたいな感じじゃないとダメだし、そうしてきた。
もちろん落ちることもあるんですけど、そういう時は同じ経験をしている友達だったり、周りの人が支えてくれたりしたから乗り越えられたんだと思う。
どんな人だって、悲しみは来るでしょ?同じ悲しみでも、そこから学べばいい。苦しみから学んだ人ほど、幸せをもっと幸せに感じられるから、もう“来い来い”です(笑)」
今の時代、傷つくことを“来い来い”と言えない若い世代も多い。とくにSNSなど、思わぬ言葉に傷つけられてしまうが……。
「私だったら、SNSでそんなこと書いてるやつは、全員呼び出したい(笑)。ただ、私はこの業界だから、めちゃくちゃ叩いてくる人、嫌なこと言ってくる人がいっぱいいるわけですよ。でも、私はロックやってるから。傷ついたからこそ、歌や音楽にぶつけたり、逃げたりすることができた。
だから、逃げるのは格好悪くないし、むしろ絶対に必要だと思いますよ。絵を描くことで逃げられるならそれがいいし、本を読むことでもいい。無心になれる何かがあるといいと思う。この痛めつけてくる人って、絶対変わらないんで、恨んでもしょうがない。そんなことで落ち込んでいる暇はないな、と。逃げちゃえ、と」
そんなアンナさんは、「傷つくぐらいならSNSは見るな」という教育方針だという。
「私はSNSを見ないし、子どもたちにも“見るな”って言ってるんだけど……子どもは見ちゃうよね。だから私は、『そんな顔も合わせず、名前も明かさず言ってる意見なんて気にするな』と。悪口言うっていうのは、度胸がないだけだよ、って。そんなところにエネルギーを使うのはもったいないから、自分は同じことしないで、人を愛してあげようよ、って。
それでもつらくなって、もうやばい、生きづらいとなったら、人に言うんですよ。もう思いっきり吐き出す。そしたら助けてくれる人が出てくるかもしれない。あとはスマホ壊しちゃっていいんじゃないですか?でも、修理行けば意味ないか(笑)」
笑いを交えながらも、次の世代への思いは明確なメッセージとして響いてくる。
「悪口を書かれたら、自分はコソコソ悪口言うような人間にならなくてよかったぁ~って思えばいいよ。嫌なことがあっても、みんな大好きだって言えるぐらいのでっかい心を持ったほうがカッコいいじゃん、って思いますね」
(つづく)
【公演概要】
2026年10月31日の小田原三の丸ホールを皮切りに、東京、北海道、宮城、愛知、兵庫、広島、福岡など全国42都市48公演を巡る全国ツアー開催!
タイトル:ミュージカル 「ALICE 〜不思議の国のアリスより〜」
上演台本・音楽・演出:西田直木
出演:
アリス 田中夢羽
ハートの女王 藤田朋子
帽子屋ハッター ROLLY
チェシャ猫 土屋アンナ 星野真衣(Wキャスト)
白ウサギ 吉田要士
チャールズ 松村雄基
ドルディ 植松恵理
ドルダム 真樹めぐみ
アンサンブル:
菅原聡史 西野純一郎 日野樹 前山浩之介 彌益凜 朝丘奈津実 市川由希 月紫えりか 姫岡ゆき 松井純菜
<愛知公演>
2027年2月7日(日)
会場:アイプラザ豊橋
プレイガイド先行:2026年9月19日(土)12:00~10月12日(月・祝)23:59
一般発売:2026年10月17日(土)12:00~
<東京公演>
2027年2月11日(木・祝)〜14日(日)
会場:シアターH
他、全国公演の詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.nib.jp/nib_nagasaki/alice/