土屋アンナさんがチェシャ猫役で出演のミュージカル『ALICE ~不思議の国のアリスより~』が再演される。2024年の公演はアンナさんにとって初めてのミュージカル出演となった作品。そこで忘れられない景色を見たという。また、人生の「CHANGE」の話から、映画『下妻物語』で出会った大きな存在、そして、意外な交友関係など、一気に語りつくしてくれた。【第2回/全3回】

土屋アンナ 撮影/松野葉子

 芸能界で幅広い交友を持つアンナさん。その1人が、今や研究者として多くの功績も挙げるさかなクンだ。

「普段からよく会うかって言ったら、そんなには会わないんだけど、大事な友達。向こうもずっと海にいるんで、会うことはなくても、よく連絡を取ってますね。
 昔からずっと変わらない人だし、人としてめちゃくちゃいい人なんですよね。もちろん知識豊富だし、純粋だし、人を傷つけるようなことしない。私が人間として出会って喋って、『絶対に大事にしたいのはこういう人!』って思いました。
 最初に出会ったのは旅ロケだったんですけど、すぐに“友達になろう!”って、連絡先を交換しようとしたら、“あ、連絡先でギョざいますか”みたいな感じで教えてくれたのを覚えてる。彼はSNSをやってないから、やりとりはショートメールですけどね。すごく頭がいいし裏がない人」

 ちなみに、さかなクンとの連絡はどのような内容?とうかがうと──。

「『今日の刺身はこちら』って食事の画像を送ると、『そちらブリちゃんとハマチちゃんですね~』なんて返って来て『ピンポン!』みたいなやり取り(笑)。どうでもいいけど、なんかいいでしょ?
 私、そんな感じのコアな友達しかいないんですよ。イメージ的には“みんなでパーティーしようぜ!”みたいな感じに思われるけど、全然。関わるのはずっと同じメンバーだし、たまに新しい人が入ってきても、“いや、こいつダメだ”ってやめちゃったり」

 人との出会いを、自身の力にしながら、走り続ける。