この4月、文楽の大名跡「豊竹若太夫」を57年ぶりに受け継ぐ六代目豊竹呂太夫。十代目豊竹若太夫を祖父に持ち、世襲制ではなく、実力主義の文楽の世界を生き抜いてきた彼の「THE CHANGE」とは。【第2回/全2回】 師匠の春子太夫が早く亡くなって、竹本越路太夫の内弟子になったんです。住み込みの修業はつらかったですが、逃げ出さずにすんだのは、後から弟弟子の貴太夫君が入ってきたからです。 師匠の世話や炊事洗濯を分担できるようになったし、一緒に銭湯に行ってしゃべったりできたので、なんぼ救われたか分かりません。彼にも感謝しています。 当時は稽古が怖かった。 太夫の稽古は、師匠と向かいあって座り、床本とい…
- 六代目豊竹呂太夫が考える「文楽の将来」
- 【画像】豊竹呂太夫 改め 十一代目豊竹若太夫 襲名披露公演『和田合戦女舞鶴』市若初陣の段
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