向井の芝居を見た「劇団☆新感線」いのうえひでのり氏の一言に感激
──劇団☆新感線には８年前の『髑髏城の七人』Ｓｅａｓｏｎ風が初出演で、４年前の『狐晴明九尾狩』にも出演。そして今回が３度目となりますが、ご自身のどんな部分が評価されているのか、思うことはありますか。
「逆に聞いてみたいですね。３回も客演として呼んでもらえること自体が、なかなかないですし。（演出の）いのうえひでのりさんや中島さんには“作品を転がす役をやってくれ”と言われたことがあって。いのうえさんは僕の舞台を毎回見に来てくれていて、去年の舞台では“りーくんもすっかり舞台俳優だね”と、さらっと声をかけて帰って行ったり（笑）。
そうやって僕の芝居を見たうえで、セリフで舞台を操る力に関して信頼してもらえているのなら、うれしいですね。『狐晴明九尾狩』で演じた賀茂利風も、狂言回しのような役で、セリフ量も多かったです」
