方程式は役に立たない。でも…「目指す結果に向かって努力する方法とか、目標の立て方を身に付けるためだった」 

「私もそうだったけど、学生時代って『こんなめんどくさい方程式を覚えて、おとなになって何の役に立つんだよ』とか思いますよね。実際そうなんですけど(笑)、でも、いま振り返るとあれは、目指す結果に向かって努力する方法とか、目標の立て方を身に付けるためだったんじゃないかな、と思うんですよね」 

 彼自身は、中学高校のときはあまり勉強に熱心ではなく、高校3年生になってから大学進学を目指したものの、力及ばず不合格に。しかし、早稲田大学を目標に掲げて計画を立て、翌春に見事合格した。

「当時自分で考えた取り組み方のスタイルを、仕事でも参考にしていますね。だから、すごく有意義な浪人だったと思います」

小島よしお 撮影/有坂政晴