キュートなビジュアルと伸びやかな歌声で、お茶の間に親しまれている歌手の石川ひとみさん。1981年にリリースされた『まちぶせ』が大ヒットし、同年末に『NHK紅白歌合戦』に出場。国民的人気歌手の仲間入りを果たした。
『まちぶせ』は、いまなお愛聴されており、この2026年4月に、リリース45周年を記念したアナログ盤『まちぶせ〜青春の45回転〜』が発売。同月に開催する大手町三井ホールでのライブ『発売45周年記念コンサート~Forever〜』も完売する人気ぶりだ。本連載では、いまも変わらぬ愛らしさをたたえ、精力的活動を続ける石川さんの人生観が大逆転するような“THE CHANGE”に迫る!【第4回/全6回】
デビューから4年目、10枚目のシングル『まちぶせ』が大ヒットし、名実ともに国民的人気歌手となった石川ひとみさん。20代後半になると、さらに活動の幅を広げミュージカルにも挑戦しようとしていた。その矢先、26歳でB型肝炎を発症し、すべてを失ってしまった……。
「緊急入院することになって、目前に迫っていた初の主演ミュージカルを降板。約40日間を病院で過ごし、そのあとは地元に帰ることなく東京で1年間、自宅療養を続けました。そのときに痛感したんです。私は大人なのに、ひとりではなに一つ満足にできないんだなって」