宝塚歌劇団の男役トップスターとして一時代を築き、退団後も圧倒的な歌唱力と存在感でミュージカル界の最前線を走り続ける望海風斗。2026年6月7日から始まる主演ミュージカル『神経衰弱ぎりぎりの女たち』では、久々のコメディにも挑む。
天海祐希に憧れ志した宝塚が大好きで、退団後のビジョンは何も考えていなかったという程の彼女がなぜ、いまの演劇界に欠かせないミュージカル俳優になれたのか。華麗なTHE CHANGEの裏に秘めてきた、その思いを聞いた。【第1回/全3回】
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』は、スペイン映画界の巨匠ペドロ・アルモドバルの映画を原作とした作品だ。本作は、望海が演じる女優ペパが恋人に唐突に別れを告げられ、周囲を巻き込みながら「ぎりぎり」の状況で奔走する、ラテンミュージカルコメディーだ。
「すごく大人な作品だなと感じます。ハッピーエンドで何かが解決して終わるわけではないけれど、見終わった後に、どこかすっきりするような。いろいろな人間のさまざまな描かれ方が面白いなと思いながら、映画を見させていただきました」