56年休演なし!76歳の今も健康を維持する秘訣

「私は全然そんなことなかったです。スカートも履いていましたし、普通の女の子でしたね。今は分からないけど、私たちの頃は服装も自由。もちろん、『ベルばら』以降はスカートを買わなくはなったけど(笑)。
 普段から男っぽい格好をする必要も、全くないと思ってましたね。だって普段もそうだったら怖いじゃない(笑)。宝塚って、舞台でコスチュームを着て、照明を浴びて、その瞬間に役になるものだから。オフは自由なんです」

麻実れい 撮影/三浦龍司

 麻実さんにとって、宝塚はすべての始まりでありアイデンティティ。1985年の退団後も多くの舞台を踏んできたが、「きっと宝塚に入っていなかったら、その後のお芝居やミュージカルとの出会いもなかったと思います」と断言する。

 そんな56年の俳優人生において、「休演したことはないんです」と明るく語る麻実さん。まさにギネス級の快挙であるが、体調管理を聞くと、本人はいたって自然体だ。

「一番大事なのは、休演しないように身体を整えること。舞台前には必ず筋を伸ばして、発声と滑舌の練習をやります。喉を壊したら終わりですから、それは今でも毎日続けていますね」

 半世紀以上、休みなく舞台に立ち続けてきた麻実さん。出演作は数え切れないほどだが、“CHANGE”になった作品は何だったのだろうか。