NHK連続テレビ小説『あさが来た』での鮮烈な俳優デビューから始まり、『おかえりモネ』でのヒロイン、そして映画『護られなかった者たちへ』での日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞など、日本映像界の最前線を走り続けてきた若手実力派俳優・清原果耶(24)。昨年、俳優デビューから10周年という大きな節目を迎えた彼女が今年挑むのは、わずか3人のキャストで人間の業をあぶり出す舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』だ。
数々の名作でヒロインを生き、クリエイターからも信頼されつつも、自他の感情を繊細にとらえてきた彼女が芝居に懸ける思いとは。24歳の清原果耶が語る、デビューから現在までの大切な出会い、そして人生の「THE CHANGE」に迫る。【第2回/全4回】
「白井晃さんの舞台って、客席から見ると優しさにあふれています」
この『レディエント・バーミン』、そして3年前の初めての主演舞台『ジャンヌ・ダルク』でもタッグを組んだ演出家・白井晃氏が作り上げる世界を、彼女は「優しい」と表現する。そこには、人間の素直な感情に清原自身が向ける真摯な眼差しも混じっている。