第一回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞し、2024年商業映画監督デビュー作『みなに幸あれ』で、海外からも高い評価を集め話題となった下津優太監督。下津監督にとって劇場公開の二作目となるのが2026年6月12日(金)より全国公開される『NEW GROUP』だ。
本作は、組体操という「集団行動」において、人間の行動心理をコミカルに描いた新体感のSFサイコエンターテインメント作品だ。物語のなかで重要な役割である校長を演じているピエール瀧。電気グルーヴでの音楽活動を始め、俳優としてもめざましい活躍を見せる彼にとってのTHE CHANGEとは──。【第3回/全3回】
──ピエール瀧さん(以下、瀧さん)にとって、「人生の転機」と言ってすぐに思い浮かぶ出来事はありますか?
「ぱっと思い浮かぶのは上京ですかね。静岡生まれの静岡育ちで、高校まで住んでいました。上京したことで、いろいろな人の関りだとか、見える景色も全部変わりました。19歳という、ある意味、無責任になんでもやれる10代で出てこられたのも、大きかったかもしれないですね」