学生時代にロックバンドRED WARRIORSのボーカルとしてデビュー。人気絶頂期の1989年、わずか3年の活動で西武球場、日本武道館公演を最後に解散。その後「ダイアモンド☆ユカイ」としてソロ活動を開始した彼のTHE CHANGEとはーー。【第2回/全2回】
その後の人生も山あり谷ありだった。西武球場で3万人を動員するライブを成功させた後、RED WARRIORSは解散。僕はソロ活動を始めた。
ソロデビューライブは日本武道館だった。しかし成功に酔い、自分へのおごりもあったのだろう。気付けば周囲のスタッフは少しずつ離れていった。マネージャーもいなくなり、自分でライブハウスをブッキングしてライブを行う日々になった。
そんな迷いの中にいた頃、また人生を変える出会いが訪れた。
映画『トイ・ストーリー』の日本版主題歌『君はともだち』を歌う機会をいただいたのだ。
当時はまさか、その歌がこれほど長く愛される曲になるとは思ってもいなかった。ただ目の前にやって来たご縁を大切にし、一生懸命歌った。すると、その歌はたくさんの人たちに愛されるようになり、僕はNHK紅白歌合戦という夢の舞台にも立たせてもらった。
今では『君はともだち』は世代を超えて親しまれる歌となり、多くの人々の心の中で生き続けている。
もしあのとき、音楽を辞めていたら。もしあのとき、自分の思い込みだけで新しい仕事を断っていたら。
この出会いも、この景色もなかっただろう。
振り返れば、人生の出会いやご縁はすべてつながっている。ひとつの挑戦が次の出会いを呼び、その出合いがまた新しい人生の扉を開いてくれる。
人生とは本当に不思議なものだ。その後も友人にホームページを作ってもらったことがきっかけで、ソフィア・コッポラ監督からハリウッド映画出演のオファーをいただいた。