「ご挨拶だけだったんです。でも…」“さすがスター”な二宮和也の神対応

──それは舞台では味わったことがなかった?

「例えばミュージカルだったら、泣くシーンで本当に泣きすぎて歌えなくなってしまったらいけないので、ある程度は計算しながらお芝居するんです。でも拘置所のシーンは、思い切りたがを外していい場面といえど、自分でも予想外の反応でした。男役の頃は“女々しく見えないように”と泣き方もコントロールしていたので、鎧を脱いだことで感情の振れ幅が広がったのかもしれません」

珠城りょう 撮影/三浦龍司

『マイファミリー』を「私にとって大事な、今でも忘れられない作品」と語る珠城さん。同作主演の二宮和也さんとは共演シーンがなかったが、『VIVANT』で“再会”した際は“ナイスすぎる心意気”に感謝カンゲキすることになる。

「『マイファミリー』は一緒のシーンがなく、ご挨拶だけだったんです。でも『VIVANT』シーズン1のとき、二宮さんにご挨拶をしに行ったら“ご無沙汰してます”と声をかけてくださって!
 そこから“元気でしたか?”みたいにお話させていただき、すごく嬉しかったですし、モンゴルロケでもお芝居の話ができました」

──どんなお話をされましたか? 

「私が宝塚という舞台出身なので、映像と舞台の違いについてお話しました。セリフの覚え方など、話題は多かったです。『VIVANT』はとにかく発見のある現場で、本当に貴重でありがたい経験でした」

『VIVANT』では他にも、主演の堺雅人さんや役所広司さんといった俳優陣からも学びを得たという。

(つづく)