昭和・平成・令和と三つの時代にわたり、活躍を続ける江口洋介さん。俳優、そしてミュージシャンでもある、そのキャリアは華麗な作品に彩られている。この夏も、映画『開戦前夜』(2026年7月31日公開)で新しい表情を刻んだ江口さんが、第一線でTHE CHANGEし続けてこられた原動力とは──。何歳になってもカッコよく生きる、その生き方とマインドに迫った。【第3回/全3回】

江口洋介 撮影/冨田望

「俳優の仕事って、“完成したものがどうなるかわからない”というところから始まるんです。いろいろ話しながら、“こうしたいんだ”って、一つずつ明確にしていくのが作品作りのプロセス。
 それが最終的に評価されれば、“大変なこともあったけど、すげえ良かったな”って思えます。その繰り返しだから、チャレンジし続けることがとにかく大事。いつか振り返ったときに、“俳優としてずっとやってきたけど、物足りなかったな”って、自分に対して思いたくない」