「もう壁だらけですよ(笑)」困難にぶつかったときの、モチベーション維持の方法は
映画『湘南爆走族』(1987)に始まり、その後の『東京ラブストーリー』『ひとつ屋根の下』『救命病棟24時』(フジテレビ系)に、近年の『るろうに剣心』シリーズ……トレンディな若者から熱き職業人、さらには武士に軍人。
江口さんが40年近い芸歴で残した作品は多岐にわたる。演じた役柄も時代も綺羅星のごとくだが、変化の激しい業界の中で、苦労したことはなかったのだろうか。モチベーション維持のコツを聞いてみた。
「もう壁だらけですよ(笑)。壁にぶつかって、抜け出せないなんてことはいくらでもありました。ただ、壁にぶつかるうちに、抜け出すための術のようなものは、だんだん分かってきて。自分でどうにかできるものは自分で目一杯コントロールして、そうでないものはチェンジ、次に切り替えるしかないですね」
──どうにもならないものは仕方ないと、潔く切り替えるんですね。
「自分にできることなら、とことん自分で考えて良くしようと努力します。でも自分がどれだけ考えたっていまは手に負えないことであれば、“スタッフに任せよう”とか、目の前の流れに一旦任せてみるのもありです。ただ、自分自身、仕事をしなかった時期は絶対になかったです。引く選択だけはしませんでした」