2026年8月5日から9日まで、人気アニメ『まんが日本昔ばなし』を舞台で主演する、藤原紀香さん。今回THE CHANGEでは、作品へ出演することへの思いや、『昔ばなし』が持つ魅力、自身のこれまでを振り返り、忘れられない「ある年」について、さらには夫である片岡愛之助さんとの俳優同士ならではのコミュニケーションなど、たっぷり語ってもらった。【第3回/全4回】

藤原紀香 撮影/冨田望

 紀香さんにとって、芸能活動と並行して大事にしてきたのが、ボランティア活動。アフガニス タン、カンボジア、日本の被災地などでの活動は、今年で23年目になる。

「生きていることへの感謝は忘れてはいけないと思っています。どんなに華やかな世界に いても、“この仕事以外に、社会のために自分に何ができるのか?”ということも、常に自分に問いかけています。こんなこともできるんじゃないか、これもできたらいいなと。現地に行くと、多くの経験が私を待っていて、仕事じゃ感じ得られないものをいただけます。
 ボロボロになった教科書を大事に抱え、わずか1.5メートルの、唯一、地雷が撤去された安全道路を2時間も歩いて学校に行く姿や、見も知らぬ私に“お客様は天からの贈り物です”と、なけなしの大事なお水でチャイを入れてくれたことなどです。芸能界という華やかな世界にいても、世界、日本の動向を見ながら、社会の中で自分が何をしたら役に立てるんだろうといつも考えています。現地でいただいたエネルギーをまた還元しなきゃって」