「わかっていても相談するんです(笑)」夫である片岡愛之助氏に意見を聞くことも

 ちなみに、作品の決定はご自身での決断になるのか、夫である歌舞伎役者で俳優の片岡愛之助さんに相談などするのか、ということもうかがった。

「基本的には自身が決めますが、“これどう思う?”と意見を聞きます。例えば、めちゃめちゃタイトなスケジュールで、“この期間に受けるのはなかなか大変かもしれないけど、どう思う?”と聞くと、“このお役をできるのは幸せだと思うな”ってアドバイスをくれたり。“やっぱりそうだよね、”と盛り上がる(笑)。わかっていても相談するんです(笑)。そこで意見が噛み合わなかったことはないですね」

藤原紀香 撮影/冨田望

 表現者としてトップを走る二人だからこそ、刺激を受けたり、影響を受けたりというのはあ るのかうかがうと「たくさんあります」と紀香さん。

「私は歌舞伎も歌舞伎以外でも彼の作品を観るのも大好きですし、そのたびに多くの刺激 をもらっています。あちらもありがたいことに“のりの芝居は観たい”と言ってくれるので、スケジュールが合えば来てもらったりするのですが、ワクワクさせたいので、台本は見せないようにしています(笑)。やはり、いちお客さんとして新鮮に楽しんでもらいたくて。そういう意味では、お互いに一番のお客さん的存在なのかな、と思いますね」