伝説の深夜番組『トゥナイト2』で“女子大生リポーター”として一躍人気を集め、体当たりの突撃取材で世の男性をくぎづけにした岡元あつこさん。コンプライアンス重視の現代では考えられないような企画をイケイケでやってのけていた彼女も、現在では年間平均10本もの舞台に出演する本格派女優として活躍中だ。
そんな岡元さんに、50代で叶えた「子供の頃の夢」や、ご自身の夫婦関係、そして今だから語れる“あの頃の破天荒な経験”まで、彼女の「THE CHANGE」をたっぷりと聞いた。【第1回/全2回】
──岡元さんは今や、年間で平均10本の舞台をやっているんですね。
「おかげさまで、いろいろな方からお声をかけていただいております。私自身、舞台が大好きで、休みの日も何かしらの舞台を観に行っているほどです」
──今年もすでに何本もの舞台に出演されていますが、5月には“憧れのあの方”との初共演もあったそうですね。
「はい! 『可もなく不可もない戦争』(本多劇場)という舞台で、榊原郁恵さんと初めて共演させてもらったんです」
──いつから榊原郁恵さんに憧れていたんですか?
「小学校1年生からです!」
──早いですね(笑)。ドラマか何かでご覧になって?
「いえ。舞台でした。榊原郁恵さん主演の『ピーターパン』を観て、本当に感動したんですよね。そのときからです。私もいつかは、こんなステキな舞台に携わりたいと思ったんです」
「50代になって夢がかなうなんて」憧れの榊原郁恵と初共演を果たした喜び
──芸能界を目指すキッカケでもあったんですね。
「その通りです! 榊原さんがいなかったら、今の私はいませんね」
──そう聞くと、今回の共演には運命的なものも感じますね。
「はい。同じ舞台に立てるという、50代になって子供の頃の夢がかなうなんて、本当に感激です。もちろん、感動するだけでなく、榊原さんの演技を間近で見て、たくさん勉強させてもらいました」
──50代になって夢がかなうというのは素晴らしいですね。さらに、舞台ではG3ユニット『三人の父親』も大盛況でした。
「吉満寛人さん、森岡豊さん、福澤重文さんという“おじさん俳優”三人組が主演で、おじさんならではの笑いと哀愁に満ちた舞台なんです。昨年の第一回公演では“おじさんの恋”がテーマ。若い女性に恋する、おじさんの悲哀がにじみ出ていました」