現在、テレ東ほかにて好評放送中の、かつてない「グルメ」×「不倫」のラブストーリー『一緒にごはんをたべるだけ』。本作でテレ東ドラマ初主演かつW主演を務めるのが、国民的アイドルグループ「ももいろクローバー」でサブリーダーとして活躍していた早見あかりさんだ。NHK朝ドラ『マッサン』(2014)をはじめ、多くのドラマや映画で確かな演技力を発揮してきた彼女も、16歳でのグループ卒業から早くも15年。来年でデビュー20年を迎える早見さんにとっての「CHANGE」を聞いた──。【3回/全3回】
16歳という若さで自らの道を切り拓き、アイドルを卒業した早見あかりさん。周囲からはその決断力と覚悟に驚かれることも多いが、彼女自身が「本当のCHANGEだった」と語るのは、実はその少し先の19歳のときだったという。かつて「大人はみんな嘘をつく」と心を閉ざしかけていた彼女が、どのようにして現在の「柔らかさ」と、人生における「余白」を手に入れたのか。女優として、そして一人の女性としての心の変遷に迫る。
16歳で「ももクロ」を卒業した早見さんにとって、CHANGEとなったのはいつと尋ねると、即答で「19歳ですね」と返ってきた。
「私、血液型がA型で、ほんとにすべてを用意して完璧にしてからじゃないと取り組めない……A型の取説通りなところがあったんです。家の中のきれいさにおいても、これの位置は絶対にこの場所にって、その場所が決まっているみたいなところがあって。ですけど、19歳のときに一人暮らしを始めて、コミュニティ、ごはんを一緒に食べる集まりが増えたんです。新しい環境に身を置くまでは、大人はみんな嘘をつくって思って生きてきたんです(笑)。大人はみんな敵だ、みたいな気持ちもあったし、絶対に何か裏がある……みたいな気持ちで生きてきたんです。でも、そのコミュニティに触れたときに、そんな人ばっかりじゃないし、優しい人ってたくさんいるし、自分が開放的になることによって相手からの返ってくるモノも変わってくることにだんだん気付いてきて、それまでの自分の性格を矯正していったんですね、自分で」