「もう無理と思ったら逃げる」完璧主義だった彼女が変化を続けて手に入れた“余白”

 19歳でそれに気付くというのはある意味、すごいことでもある。 

「私も、そう思います(笑)。振り返ってみると、あのときの私って、結構ちゃんといろんなことを考えていたんだなって。今の私よりもすごくしっかりしていたというか。幼稚園の頃から『しっかりしているね』ってずっと言われ続けてきました。というのも、うち、母子家庭だったので、ずっと私が頑張らなきゃって思って、頑張り続けてきたみたいなところがあって、辛いなって思うことに対して、真正面から向き合って一生懸命努力して乗り越えようとして来たんですよ。でも、一人暮らしになって、ちょっと荷を降ろしたみたいなところもあったんだと思います。だから今は『もう無理』と思ったら逃げるようにしています(笑)」 

 それは決して適当にしているということではない。 

「適度の適当ではあるけれど、きちんとやらなきゃいけないことはやる。今は仕事のことで悩んでるかと言われたら、自分が苦しいなら止めちゃえば良いじゃん、仕事はいろいろあるよ……って思っちゃう(笑)」 

──余裕が生まれた? 

「そうですね。自分で余白を作る。ずっとギッチギッチにいろんなことを考えて一生懸命やってきたんです。それはすごく良いことだけど、余白がないと長くは続けられるものじゃないってことに、わりと早く気付けたかなって」 

 自ら選んだ道を正解に変え、変化を恐れずにしなやかな「余白」を手に入れた彼女。実はインタビューなどで「20代で第一子を産み、犬を飼う」「30代で社長になる」「40代で3世帯住宅を建てる」という非常に具体的な人生設計を公言している。起業を志したきっかけは、周囲にいる会社経営者の友人たちが、危機的な状況でも前向きに生き生きと働く姿に刺激を受けたことだという。

 芸能界以外のビジネスも視野に入れ、「自分が本当に欲しいと思えるものを作れる会社」を立ち上げたいと語る彼女。俳優という枠組みに留まらず、一人のクリエイター、そして実業家として物事を俯瞰してクリエイトしていくその姿勢には底知れない魅力を感じさせる。予測不能でエキサイティングな彼女のこれからの羽ばたきから、ますます目が離せない。

早見あかり 撮影/冨田望 ヘアメイク/チエ(KIND) スタイリスト/坂井七帆

 

 

作品情報
ドラマ『一緒にごはんをたべるだけ』
出演:早見あかり 伊藤健太郎
桐山漣 岸明日香 / 岩永洋昭 浅野千鶴 久場音葉 真矢ミキ
原作:「一緒にごはんをたべるだけ」大町テラス(講談社/「コミックDAYS」所載)
脚本:青塚美穂、首藤凜
監督:吉野主 小川弾 井上雄介
放送情報:テレビ東京ほかにて好評放送中(毎週木曜深夜24時~24時30分放映) 
BSテレ東(毎週火曜深夜24時~24時30分)

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで見放題独占配信
▶U-NEXT:https://t.unext.jp/r/tv-tokyo_pr

広告付き無料配信サービス「TVer」などで見逃し配信
▶TVer:https://tver.jp/series/sr9pk6lqmr
▶テレ東HP(ネットもテレ東):https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/catchup/2-1-113-7

Ⓒ「一緒にごはんをたべるだけ」製作委員会 

衣装:MIELI INVARIANT