「どーでもいいですよー」で一世を風靡したお笑い芸人・だいたひかるさんは2016年、40歳の時に乳がんだと診断された。その後は子宝にも恵まれ、一人息子は今年4歳になる。絶望から、希望を持って歩むようになっただいたさんのTHE CHANGEとは。【第3回/全3回】
不妊治療中に乳がんがわかり、手術して治療したら3年後に再発。その治療を中断し、46歳のときに凍結胚移植で息子を出産して、今はまだ残っているホルモン治療中です。
乳がん治療は、終わるまでに10年必要なんです。私は40歳で乳がん、43歳で再発しているので、全部がん治療が終わってから不妊治療を再開するとなると、遅すぎる。妊娠するには1か月でも早い方がいいので、がん治療の中断に迷いはありませんでした。
がん告知前に凍結していた受精卵をお腹に戻して1週間後、妊娠したかどうかの結果が出るのですが、あれは人生で1番緊張しました。妊娠しましたと先生から告げられて、夫は「おおー!」って大興奮でしたが、私はそれを10か月キープしなきゃいけない。嬉しかったけど。ぬか喜びはできませんでした。ただ、よくしがみついてくれたなと……。
出生前診断はしませんでした。どんな子でも、育てることに変わりはありませんから。基本流されて生きているんですけど、一度やると決めたことはブレないタイプです。