YouTubeによって生じたCHANGE「“川越達也のスタイル”を確認した」
「テレビは関わる人間が多いので、そのぶんルールも多いですけど、YouTubeは自由度が高いのが魅力ですね。こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、仲間内で楽しく遊んでいるものをお届けしている感覚があります」
川越シェフのYouTubeは、レシピ動画はもちろんのこと、冷凍パスタの食べ比べや、初めての業務スーパー、コストコでお買い物など、身近でおもしろい企画が盛りだくさんだ。
「食のチャンネルなので、見てくださる方の目に不快に映ることはしないように心がけていますけど、それ以外は毎回わちゃわちゃと、僕自身も楽しんで撮影したものを配信しています。コメント欄を読むのも楽しいし、おもしろいコンテンツですよね」
中には、下ごしらえもしていない食材を使っての「リアル3分クッキング」など、むちゃぶり企画も。
「おじさんをいじめる企画ね(笑)。でもね、がんばった先で、まだ見ぬ自分に出会えたりとか、『こんなことできた! オレ!!』みたいな喜びがあったりするので、どの企画も、やってよかったことしかないです。ホントに」
レストランでは、テーブルにつくお客さまのため、テレビ番組は視聴者のため、そして配信ではスマートフォンやパソコンで楽しむ人たちのために料理を作っているが、動画配信によって料理への考え方に変化……CHANGEはあったのだろうか。
「うーん、そうですね……今は料理チャンネルも無数にあって、みなさんおいしいものを作っているわけですが、たとえ同じレシピ、同じような作業工程だとしても、川越ならではのワンポイントというか、アイデアみたいなものを常に探すようになったかもしれませんね。改めて、“川越達也のスタイル”を確認したというか」