20歳のとき『蛇にピアス』(集英社)で第130回芥川賞を受賞して以来、コンスタントに小説を発表、谷崎潤一郎賞、柴田錬三郎賞など、きらめくような受賞歴をもつ金原ひとみさん(40歳)。作家であり2女の母であり、小説の中で「本音」を“ぶちまける”作家として女性を中心に熱い支持を得ている。【第2回/全5回】 育児と書くことの両立は「壮絶だった」と金原さんは言う。「育児中は、息をするだけですべてが憎い、みたいな状態でしたね。頭で考えるより先にあらゆる憎悪、憤り、行き場のなさなど、どす黒いものが渦巻いている感じで。私は、子どものころからずっともやもやしたものを抱えていて、それを表現できるのが小説だった。…
- 好きではなかった“子ども”との生活がいまは面白い
- ■【画像】人柄にも不思議な透明感を感じさせる金原ひとみさん
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