エンターテインメントの中心で活動を続けるスピーディー社代表取締役社長の福田淳さん。映画配給やCM制作の東北新社を経て、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントへ。

福田淳 撮影/有坂政晴

 その後、ソニー・デジタルエンタテインメントの代表取締役社長を務めた。さらに、俳優・のんさんの再出発の支援に携わり、2023年にはSTARTO ENTERTAINMENT社の代表取締役社長に就任(~2025年6月27日)。今もなおCHANGEを続ける福田淳さんの歩みを辿りながら、時代を突破するその力に迫る。【第1回/全4回】

 俳優・のんさんの再出発に関わり、STARTO ENTERTAINMENT社の創業CEOも務めた福田淳さん。その経緯のひとつずつがエンタメ界に刻まれるエポックメイキングとなる出来事だが、まずはエンタメの世界に進む、第一歩からうかがった。

「子どものころはとにかく映画少年で、映画しか観ていなかったんです。大阪出身で、毎日新聞がやってた大毎地下劇場っていう3番館に通っていたんですが、ラインアップがすごいんですよ。アル・パチーノの作品があるかと思えば、ウディ・アレンがあったり、さまざまな洋画が3本セットで700円。1年間で300本ぐらい見ていましたね」