「全部植村さんのおかげ」時代の寵愛児たちの背中から学んだことを糧に、現代を鮮やかに開拓する

「あとはやっぱりそこは植村(東北新社創業者の植村伴次郎氏)さんのおかげなんですよね。植村さんは、新橋のCOMOっていうバーテンダーから身を起こして、サンダーバードのビルを建てて、あそこまで行った方(東北新社創業)なんでね、ゼロイチの人なんですよ。いまで言ったら、スタートアップの人なんですよね。だから、そこで9年間かばん持ちして、その感覚を知ったというか。いろんな偉い人やすごい人は、難しい歴史のしがらみを軽やかに飛び越えていくような手法を持っている方だったんですよ」

 難しい業界の“しがらみ”に向き合えたのも東北新社時代の植村伴次郎さんなど先人からの学びがあってこそ、と語る。

「いま、僕がこうやってるのも、全部植村さんのおかげで、全部がモノマネなんです。 自分のオリジナルは一個もない。いまでも“植村さんだったらどうするの?”って自分自身に問いかけてやっています。僕にとっては、植村伴次郎という存在があり、(ソニーの創業者)盛田昭夫さん。 (Panasonicの創業者)松下幸之助さん、そういったすごいビジネスマンのモノマネをして、霞で生きているという感覚ですけどね」