『木更津キャッツアイ』モー子に感じていた“ギャップ”

 さらに2年後にもやはり同世代の若者に絶大に支持された、岡田准一主演ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)で愛嬌あるおバカキャラのモー子を好演したが、それゆえに消耗したこともあったという。

「素の私はこんな風にローテンションだし(笑)、おとなしいんですけど、モー子の印象が強すぎて、“モー子”が素の私のように思われてしまうことが当時は多かったんです。ほかの作品の現場でも“いつもよりテンション低いね”とか、“いつも通りもっと明るく”と言われたりすることもあって、そのたびに“違うんです”、“あれは役なんです”って、世間からも芸能界からも理解されていないなって感じていました。役と自分にギャップがあって、結構きつかったですね」

──役と一体化して見られるというのも、俳優にありがちな悩みかもしれません。

「自分の延長線上にある役柄ならまだしも、あまりにも自分自身のキャラクターとかけ離れていたので」