合わない相手には「ちょっとだけ精神的な鎧を装備する」自分の心を守るための対処法

 人生における最大のTHE CHANGE……帰国して芸能界へ飛び込むという選択をしてから10余年、宮沢氷魚はドラマ、映画、舞台に欠かせない俳優となった。

「この仕事は、常に出会いと別れをくり返しています。通常のドラマだったらワンクール……3か月ですし、朝ドラや大河ドラマなど長いものでも、半年から1年。ですから、共演者やスタッフさんとできるだけ気持ちよく一緒に過ごせるように、共通点や共感できるものを見つけようとしますね」

 それでも、どうしても波長が合わないこともあるはず。学生、会社員など、ワンクールでは関係が終わらない人の参考に、そういった場合の対処法も聞いてみた。

「ぼくはこれまでそういう経験はないんですけど……もし、どうしても合わない人と何かを一緒にやらなくてはならなくなったら……うーん、たぶんちょっとだけ精神的な鎧を装備すると思います。自分の心を守るために」

 最後に、ドラマのタイトルは『しあわせは食べて寝て待て』だけれど、宮沢氷魚の『しあわせは……』のあとを聞いてみた。
 すると、

「しあわせは……しあわせは毎日健康で無理なく過ごすこと」

 と言って、ニッコリとほほ笑んだ。

宮沢氷魚 撮影/有坂政晴

■作品情報
特集ドラマ『しあわせは食べて寝て待て〜早春の養生編〜』
【NHK総合】2026年8月18日(火)夜10時〜11時12分
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定

【原作】水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て」
【脚本】澤井香織
【音楽】中島ノブユキ
【出演】桜井ユキ 宮沢氷魚 加賀まりこ 他
【演出】中野亮平
【制作統括】小松昌代(NHKエンタープライズ)、石澤かおる(NHK)

特集ドラマ『しあわせは食べて寝て待て〜早春の養生編〜』 ©NHK