デビュー以来、映画やドラマで数々の役を演じ、そのたびに表現の幅を広げてきた有村架純。そんな彼女が、5年ぶり、3度目となる舞台『キュー』で、ひとり3役という新たな挑戦に臨む。変化を恐れず歩み続ける有村架純のTHE CHANGEとは──。【第2回/全3回】

有村架純 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/新山いずみ スタイリング/瀬川結美子

 有村架純の初舞台『ジャンヌ・ダルク』は、小泉今日子が演じた“天野春子”の若い頃を演じて話題になった連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)の翌年、21歳のときだった。

 初舞台にして初主演というプレッシャーの中で彼女は、フランスを救ったヒロインをパワフルに演じた。このときに演出を手がけた白井晃氏の熱烈なオファーを受けて出演を決めたのが、今作の舞台『キュー』である。

「主人公の心療内科医、立花徹を演じる瀬戸康史さんとは、映画『ナラタージュ』(2017)以来、9年ぶりの共演になります。以前もいまも、とてもニュートラルで、自分を飾らない、いい意味で芸能人っぽくない方です(笑)」