BS時代劇『大岡越前9』で主人公・大岡忠相(高橋克典)の妻・雪絵を演じる、美村里江さん。シリーズの参加は2016年のSeason3から。『大岡越前』の世界に参加して、10年になる。美村さんが思う時代劇の魅力、そして未来とは。さらにこれまでのキャリアを振り返り、THE CHANGEの瞬間をうかがった。「ミムラ」から「美村里江」へという、芸名のチェンジに込められた思いも語ってくださった。【第3回/全4回】
休養と復帰を通じて、ご自身の俳優としての立ち位置についても見えてきたものがある、という美村さん。
「一つ思ったのは、難しくても脇役で活躍したい、ってことですね。真ん中に立つことは、役者にとって誉れだし、経験できて良かったとは思うんですけど、性質的には向いていない。作品の骨格を支える二番手・三番手の方に魅力を感じていて、ケーキに例えると、上のトッピングのきれいなイチゴには向かないけど、スポンジを膨らませるベーキングパウダーを目指したい。むしろ高望みなんですよ(笑)」