10代から活動し、俳優業の道を邁進してきた剛力彩芽。彼女は今秋、明治時代を舞台にふたたび、あの怪盗『キャッツ♥アイ』三姉妹の末っ子として躍動する。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』で一緒に姉妹を演じる、藤原紀香さんや高島礼子さんといったレジェンドたちからの刺激や、自分の個性を大切にTHE CHANGEし続けてきた“これまで”をうかがった!【第2回/全3回】

剛力彩芽 撮影/冨田望

 剛力さんは6年前、27歳のときに個人事務所を設立した。社名の『ショートカット』も、彼女のトレードマークであるショートヘアから。「ロングになったら、事務所の名前も変えないと(笑)」と、冗談めかしてはにかむが、彼女にとっての“自分らしく生きる”とは──。

「最近、すごく周りの方から“素直だよね”って言っていただくんですよね。もともと表情にすぐ出るし、ウソがつけない性格ではありますが、自分ではそれが個性だとは思っていなくて。長く活動をしてきて、“これだけ芸能界にいて、そんなに素直な人いないよ”と驚かれて、“そうなのかな?”って、だんだんと認められるようになりました。“彩芽は彩芽だから”って、芸能人扱いしないでくれた、家族のおかげかなと思います」

──自分を曲げないでいられるのも、家族のおかげなんですね。

「母には、“調子に乗ったら鼻をへし折るからね”って、昔からクギを刺されてきました(笑)。あいさつや感謝も、日ごろからできないことは外でもできない。みんながいるから仕事ができるんだって、そういう当たり前のことを10代から教わってきました。勉強のことはうるさく言われなかったですね(笑)」