「妙にいい子扱いされるのに違和感があったんだと思います」無理をして、斜に構えていた時期も
──ちなみに反抗期はありましたか?
「10代20代のころ、初対面の方から“いい子って聞いてます”というようなことを言われることが多かった時期があって、“いい子ってなんだろう……”って、“なにかちょっとでも変なことをしたら悪い子って思われるんじゃないか”と怖くなってしまった時期がありました。そんな風評を気にして、かえって“悪い子ですけど?”って反抗期になりたくて、“私悪い子です!”って、無理して斜に構えようとしていた時期もありました。私は自分らしくいるだけなのに、妙にいい子扱いされるのに違和感があったんだと思います」
──そんな以前といまを比べて、ご自身の考え方や心の持ちように変化はありますか。
「人に甘えられるようになりましたね。10代20代って何でもやりたいし、“自分は何でもできる”って思いたいし、やった方がいい時期だと思います。でも30代になってからは、無茶をしすぎず、できないことは素直に家族以外の人に頼れるようになりました。仕事もそうですが、独立して最初のころは自分で全部やってみたいと思っていたけど、信頼できるプロとタッグを組んだ方が、自分も楽に取り組めます。“手放してみる”が、30代からのキーワードですね」