爽やかなスマイルと、確かな料理の腕前で“川越シェフ”として一世を風靡し、現在はYouTubeチャンネル『川越シェフだよ。』『川越シェフだぜ。』で新たな魅力を発信している料理人・川越達也のTHE CHANGEとは——?【第2回/全3回】
テレビや雑誌などで一世を風靡し、レシピ本も出版している“川越シェフ”こと川越達也さん。最新刊『今日も明日も「旨いパスタ」』(主婦の友社)の中で「僕の『思い出のパスタ』を挙げるとしたら、修業時代の同僚が作ってくれたアラビアータ」と語っている川越シェフに、人生においてTHE CHANGEとなった食べ物をたずねてみた。
ここで挙がったのは、本場のイタリアンでもミシュランの一皿でもない、我々にも馴染みの深い味だった。
「2つあって、1つめは確実にケンタッキーフライドチキンですね(笑)。それまでに食べた唐揚げとはまったく違う、スパイスの香り、風味、食感……。もう、とんでもない衝撃でした」
ちなみに、日本にケンタッキーが入ってきたのは1970年。3月に日本万国博覧会にアメリカKFCの実験店が出店され、11月には名古屋市西区に1号店がオープンしている。
「僕が育ったのは宮崎市までちょっと距離がある場所だったので、ケンタッキーが広まったのは上陸から時間があって、デビューはたぶん、中学生くらいになってからだったと思います。大人になってシェフ仲間と話していると『あれは衝撃だった』という人が結構いたので、シェフあるあるなのかも(笑)」