YouTubeを続ける理由は「気軽に共感してもらえたらいいな」
──動画を見ていると、優しい語り口で穏やかな雰囲気です。過激な見出しや内容の動画が流行(はや)りがちな昨今、オアシスのようです。
「強い言葉は、なるべく使わないようにしていますね。傷付いた人が私のYouTubeチャンネルを開いたときに刺激的なワードがあると、必要以上に刺さって、呪いのようになってしまう可能性もあります。だからどんなに傷ついたり、疲れた人にも安心して聴いてもらえる内容にしています」
──更年期という、一般的には隠したくなるような話題も発信されるのはなぜでしょうか。
「俳優という職業の私があえてリアルタイムで話してみることで、“私もかも?”って気軽に共感してもらえたらいいなと。これまで更年期が過ぎてから“つらかった”って告白する方はいても、現在進行形で発信している方ってあまりいなかったと思うんです。同世代のファンの方からリアルにこういう相談も寄せられるので、私が当たり前のように発信することで、みんなでうなずき合える空気をつくりたいですね」
──体調の変化ってわかりにくいですし、同性にしかわからないつらさもきっとありますね。心と身体が自分の思うようにうまくリンクしないとき、どのようにして乗り越えてきましたか?
「今日の写真集のお渡し会でも、同世代の女性から同じ質問を相談されましたけど、“いや~、無理だよね!”って(笑)。やっぱり前向きになれないときはなれないし、落ち込むときはもう仕方ないというか、カラ元気で乗り越えるしかないですよね」