「経験者の先輩に聞くのもいいけれど」心と身体がうまく繋がらないときは──。
──まずは「無理」だと、元気が出ない自分自身のことを認めると。
「45歳になって思うのは、同世代の友達をつくることが一番いいなと思いました。経験者の先輩に聞くのもいいけれど、同世代の人はみんな、大体同じようなことで悩んでいたりするから“無理じゃない?”、“無理、無理!”って、笑い合えることが大事なんじゃないかなと思います」
──確かに同世代だと、悩みも共有しやすいですね。
「漠然とした不安も、ホルモンバランスの乱れによるしんどさも、分かち合える友達が一人でもいると、精神的にもいい気がします。でもこれまでの社会って、不調をむやみに口に出すべきではないという空気がなんとなくただよっていましたよね」
──学校でも職場でも、頑張ることが美徳とされてきましたからね。
「少しずつ変わってきたけれど、芸能界にもその空気をつくり出してきた一因があるかなと思っていて。私含め、表舞台にいる人たちからまず発信し始めることで、世の中全体も、もっとオープンにできるムードになっていったらいいなと思います」