「初めてのアコム♪」のCMでブレイクし、日本中の癒やしとなった小野真弓さん。現在45歳、12匹の保護犬・保護猫たちと穏やかな田舎暮らしを送る彼女だが、芸能生活の中では数々の過酷な現場や奇妙な体験も経てきたという。
第2回では、初写真集での「過酷すぎるロケ」の裏側や、ホラー映画で作った“自分のえぐれた顔”の石膏像との奇妙な共同生活を告白。さらに、彼女の人生の確かな指針「THE CHANGE」となった、森田健作氏からの“金言”に迫る!【第2回/全2回】
大型台風のサイパンから大雪の箱根へ!? “アコムの子”と騒がれた直後の過酷すぎる初写真集ロケ
──前回のインタビューのとき、坂上忍さんの舞台に出演したことで、女優として鍛えられたとおっしゃっていました。それ以外に、当時の仕事で思い出に残っていることはありますか?
「そうですね~。いろんな意味で過酷だったのはファースト写真集ですね。03年発売の『スマイル』という作品で、アコムのCMが放送された直後でした」
── “アコムの子は誰だ?”と世の男性が騒ぎ始めていた頃ですね。
「当時、私はまだダーツバーでアルバイトもしていたので、店長に『写真集を撮ることになって、海外に行くみたいなんで、バイト休みます』といったら、目を丸くされましたね」
──周りもまさか小野さんが、あのCMでここまで人気になるとは思っていなかったんですね。
「そう思います(笑)。で、撮影場所はサイパンで、私にとっては初めての海外。楽しみで仕方なかったんですけど、そのときに限って大型の台風が来ていたんです。ただ、私はすべてが初体験ですから『これが南国の海なのね!』とハシャいでいました。でも、振り返ると、カメラマンさんを始め、スタッフさんが真っ青な顔で、『こんなにも荒れたサイパンの海を見たのは初めて』だって絶句していました」
──その中で撮影?
「しました。ただ、やっぱり思ったよりも撮れなかったみたいで、箱根の温泉で追加撮影することになったんです」
──おっ、いいじゃないですか。温泉なら安心ですね。
「そしたら今度は、その日に限って大雪が降ったんです。温泉だから温かいと思っていたら、撮影のときは貸切でお客さんが使わないし、そのうえ大雪ですから、あんまり温度も高くなくて……」
──冷えていたんですね。
「はい。水着で入浴したんですけど、鳥肌が立ちっぱなしでした。グラビアってこんなに過酷なんだと、思い知らされましたね。そうは言っても雪の温泉で撮った写真なんか幻想的なので、オススメです(笑)」